月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「新CD「空色」発売記念ライブvol.2」(@吉祥寺MANDA-LA2/2014.10.09)

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01.空の下
02.太陽がみているだけ
03.雨の日の午後
04.落下
05.ふたつの天気
06.むし
07.丘の上
08.柿の木
09.影の中
10.家族

~休憩~

11.雨天中止ナインの曲
12.サーカスの日
13.また雨のうた
14.ドロステの聞こえないうた
15.つづくことつづくとこ
16.ポコポコ
17.傘
18.ダダ
19.となりの黒猫
20.月虹
21.空色

~アンコール1~
22.かなしいずぼん
23.パルテノン銀座通り

~アンコール2~
24.ここ

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昨年12月のAPIA40でのライブ以来の、石川さん降臨\(≧∇≦)/
事前のおふたりのツイートが、またワクワクさせてくれるじゃありませんか。

上記セトリの太文字になっている曲に、石川さんが参加されました。
ステージは客席から見て向かって左側に楽屋があって、石川さんのパーカッションセットは右側。楽屋からその位置に行くには、ピアノと滝本さんの椅子の間を通らなければ行けませんが、狭い。
なので石川さんをお呼びする時、滝本さんがギターを持ったまま立ち上がって、演奏しながら迎えるのです。「踊りながら登場すると思います」と、滝本さんたらまたムチャぶり。そして裏切らずに、石川さんたら踊りながら登場するし(笑)。

石川さんが参加されてからの3曲は、たま時代の曲。
いろいろ感じ入る箇所は私には多かったのですが、特に『丘の上』の間奏部分に涙が出ました。『きゃべつ』で聴いた頃を思い出してしまって。
たま時代の曲を終えて、石川さんほっとひと息。すごく緊張していたとか。却って知らない曲の方が気楽にできていいのだそうです。
その気楽に……の曲にも、石川さんはジャストフィットな音を繰り出すんですよ。滝本さん曰く「世界一のパーカッション」。本当、その通り!
前半最後の『家族』は石川さん曲。うれしかったな。贅沢を言えばここは滝本さんにはベースを弾いてもらいたかったけど、あのギターさばきを見られたのでよかったです。
『ダダ』の終わりは、滝本さんと石川さん、あと客席の合唱となりました♪

雨の歌が多いから、滝本さんは雨の中突っ立っていることが多いの?という石川さんからの質問に、「部屋に籠もっている」の返事。
散歩が日課になっている滝本さんが、昔からいろんなトコロに出歩く石川さんのことを、今なら理解できると仰ってたこと。
皆既月食は、おふたりとも見ていませんでした、というお話。
あと石川さんが知久さんにこの日ゲスト出演することを話したら、スケジュール帳を見だして、「あ……この日からマレーシアだ」とガッカリしていたとか。
ひょっとしたら、また3たま揃うところだった?! 残念ー!

アルバム『空色』制作裏話も。(レコ発ライブの割りに、少なかったね^^;)
いくつものアコーディオンを操って、次から次へと音を作っていく斉藤さんがカッコよかったとのこと。「斉藤くん、かっこいい!」
でもそれはご本人に直接伝えたほうがいいと思います(^_^;)。

滝本さんおひとりの時のトークで印象深かったのは、ご近所で暮らしているお母様の家に行った時の話。
テレビで焼き鳥だか焼き肉だかの話題が流れて、滝本さんがレバーがキライだと言ったら、お母様がびっくりしていたことに、びっくりしたという話。
お母様が巧妙にレバーを他の食材に混ぜても、それを感知して食べなかったという、そんな攻防?が繰り広げられていたのに??と。
お母様が高齢だからかもみたいなことを仰っていましたが、私の母も似たようなところがあるので、「あるあるー^^;」と聞いておりました。

さて、アンコール。
この日のツイートで仰っていた「アレ」とは、やはり『かなしいずぼん』でした!
滝本さんの歌う『かなしいずぼん』も、知久さんとはまた違った魅力満載。
昨年末の時、石川さんの語りは「あんたー、滝本晃司でしょ?」でしたが、今回は「あんたー、知久寿焼でしょ?」。
知久さんが最近は歌っていないということをお客さんに確認して、この日をもって、『かなしいずぼん』はWコージのものとなりました(笑)。知久さん未承諾!
滝本さん「いただきましたっ!」と宣言されてたし。
また聴きたいです。いっそのことGちくのようにWコージでミニツアーとかされたらいいのに。
『パルテノン銀座通り』は急に決めた模様。石川さんはあわてていましたが、ちゃんとステキな演奏でした。

石川さんの登場はここまでで、最後はおひとりでしっとりと『ここ』。
大笑いさせていただいたり、聴き惚れたり、忙しくたのしい夜でした。