滝本晃司　郡山公演　ほんだなVol.7.5（＠福島郡山アートスペース傘／2017.12.16）

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01.むし
02.温度計
03.落下
04.ふたつの天気
05.ガラスのコップの
06.日傘をさしたカブト虫
07.こわれた
08.オシエテ
09.ダダ
10.ココ
11.ポコポコ
12.空色
13.となりの黒猫
14.太陽がみているだけ
15.つづくことつづくとこ
16.朝ははらぺこ
17.星をたべる

～アンコール～
18.空の下
19.うたうっていいな

行ってきました。滝本さんの７年ぶりの東北公演！
しかも郡山は、ソロでは初めて。たまでは２回なんだそうです。（地元のお客さんに教わってました）
東北のこの時期といえば、やはり雪が心配。だけどこの日は、青空が広がっていました。いい天気！　寒いけど。

場所は酒造会社の一角で、もと酒蔵だったそう。室内には、大きめのストーブが２台、ゴウゴウと稼動していて、その音と空気がすごくいい感じでした。
場所のせいもあるのか、お客は十数名。でも逆に贅沢♪　窓を背にした滝本さんを囲むように、半月状に席が設置されていました。
「これ、何の会？」と、ライブ始めに滝本さん(笑)。
さらに１曲目の「むし」の前に虫笛を回そうとして、「ますます何の会？(笑)」。
慣れないでしょうが、がんばりましょう、みたいな感じ(笑)でスタート。

「ガラスのコップの」のタイトルについて、説明があったものの、それがいつもの説明だったんだけど、後で友人曰く「それが何でこの曲のタイトルになったのかは、結局わからずじまいでしたｗ」　ホントだｗ
私は「ガラスのコップの」がすごく好きで、録音されるのを待っている曲のひとつ。何度も書いているかもしれませんが、後奏の音が下がるところがたまらなく好きなんですが、この時の演奏のがすっごく良くて震えました。ヘンタイですみません。

まさかここで「オシエテ」を聴けるとは思わなかったな。
この日の曲順は、ここの会場のサイトを観ながら、そこで歌うことを想像しながら選んだそうです。夕日なんかも差し込んでいいかもしれない。火（ストーブ）も焚いたりなんかして。
「ダダ」の「火を焚いて歌っているよ」って、こんな雰囲気なのかもしれません。

「どうですか？　慣れましたか？　まだかな」
いや、半分くらい過ぎてそれはいくらなんでも(笑)。
「ノリノリのいい感じで、騒げる感じだったら、もうちょっとあったまるかと思うんですけど…なんとなく…冷え込んでいくなー(笑)」
それでも夜はもっと寒くなるとのことで、昼間のライブなんだそうです。

あまりに寒いせいか、３たま時代の「しょぼたま」の撮影で銚子に行った時に、おしくらまんじゅうをやったという話。
「キモチワルイ」
言い切った(笑)。
「想像してみてください。なんか海辺で、原っぱで、おっさんが３人、おしくらまんじゅう。悪夢ですね」
忘れられない体験だったそうです(笑)。

今年出したCDRの話。お芝居で使われた曲ってことで、「つづくことつづくとこ」を前奏途中で止めて(笑)、お芝居の説明を始める滝本さん。お芝居を見そびれた私には、ありがたかったです。

「どうですか？　慣れましたか？　よかったです」
最後の曲の前に(笑)

アンコールの前、「しばらく（東北に）来ない間に孫が出来ました」報告♪
かわいくてしょうがないそうです(*´ω｀*)。
そこからの「空の下」。それがものすごくあたたかくて、明るいものを見ているような感じで、たまらなくよかったです。
そして「寒い中来てくれて、ありがとうございました」で、「うたうっていいな」。

もうっ、完璧！！！

ライブ用に作られた施設ではないので、音質を考えると、良い会場ではないのかもしれません。
でもすごく心地よい会場でした。
滝本さんの奏でる音に、歌う声に、集中できる。
どなたかがツイートしていましたが、「ストーブの音はしているのに、曲をやっている時は聴こえなくて、終わった途端に聴こえ始める」って、そういうことですよね。
まるで学校の放課後の美術室で、大好きな先生が趣味でギターを弾いているのを、聴かせてもらっている生徒になった気分（例えがマニア）。
大事な時間、大好きな時間。
本当にいい会場を見つけてきてくださいました。主催さんに感謝です。（主催さんが淹れてくださったコーヒーが、美味しかったー！）

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