月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

知久寿焼ライブ(@吉祥寺 MANDA-LA2/2011.07.28)

知久寿焼さんのライブに行ってきました。

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私にとっては、初めての知久さんソロ。 まずは予習しましょうか。
数曲がダウンロードできるので、こちらで10曲購入。 おおっ、初めて聴く曲もある! たま時代の曲も、ソロでこんなに深みが出るんだなぁ。 でも『ロシアのパン』はつい柳原さんコーラスを歌ってしまうけど。 そんなこんなで、予習完了。
相互フォロワーさんから、「知久さんのライブは混みますよ」と教えていただいておりました。 ほんと、すごい混み具合!! よく見てみたら、男性客が多いんですね(私も夫同伴)。
セットリストは憶えていないのでパス。知らない曲も多いですからね。
ほぼ定刻でスタート。
曲は『おるすばん』。最近ダウンロードしたばかり。 これ好きだー♪と思っていたら、2番に入るところで「あれ、これ1番だ(笑)」といったん中止。 やり直そうとしたけど、「また今度」と次の曲行ってました。 その数曲後が「また今度」だったらしく、ちゃんとやってくれましたけど(笑)。
知久さんはいつもそうなのでしょうか?  ビールを飲みながら、赤い顔してゴキゲン。 それでもキリっとした顔でチューニングをしたり、ハモニカを変えたり、ちゃんとプロのお仕事を見せて(聴かせて)くれました。さすが!
どんとさんの曲もやってましたよ。

それにしても、声の伸びがすごい!
私が知久さんの出ているライブを見に行ったのは、もう20年くらい前なんですが(5月の滝本さんのライブでのゲストを除いて)、全然変わってない。
それどころか、声にさらに艶が出ていて深い!
あとやはり楽しそうに演奏して、楽しそうに歌ってる。それが見ていて聴いていて、すんごく楽しいのです。 音もキレイだし、一音一音聴き逃すまい!と必死になってしまいました。

休憩挟んで後半は、知久さんの“いきものともだち”だという、川崎ピースケさんのご登場。 前半からずっと気になっていた物体(失礼)が、ステージ向かって左側にありました。 なにやらずんぐりむっくりしたギターのような、コントラバスのような楽器が、客席に背中を向けている……。 知久さんも「気になってるでしょ?」とのこと。 知久さん曰く、まるでパスカルズのステージでついつい石川さんを見てしまうという心理の如く(^▽^;) そしてステージの隅に置いてある、他の不思議楽器たち。 そのうちのひとつが、インド由来の弓奏楽器「サーランギー」。 それはパキスタン製のもので、ヤフオクで落札したものだそうです(笑)。 あとお手製の弦楽器「エスラマ」と、さっきの不思議物体「ベースウクレレ」。 ベースウクレレは、ベニヤ板とボール紙で作ったそうですよ! 知久さんの楽器と並ぶと、なんかじわじわきます。
それらで『あたまのふくれたこどもたち』『おるがん』など数曲。 コーラスもちゃんと“たま”っぽく入っていて、懐かしいのなんのって。

少し前にインドネシアジャカルタを訪れていた知久さん。 原智彦さんの活動に参加して、現地の子供たちと音楽してきたそうです。『月がみてたよ』を子供たちが練習しておぼえてくれていて、歌ってくれたのがうれしかったとか。 子供の歌う『月がみてたよ』はカワイイでしょうね。 インドネシアには「つ」の発音が無いらしく、「ちゅ」になってしまうのが、想像すると萌えます。
知久さんもあちらで現地の流行曲を1曲習って来ていて、それをアンコールで歌ってくれました。 1番しかない曲だとかで(「1番しかないっていいな(笑」って)、まずはインドネシア語で、そして間奏おいて日本語訳(かな?)した歌詞で歌ってました。

そしてアンコール2回目。 もう一人のゲスト、滝本晃司さんのご登場ー!
よくゲストしたりされたりというのは聞いていましたが、この日は期待しておりませんでした。
しかもベースを持ってのご登場!! この日は西荻窪でエコーユナイトのレコーディングがあったそうです。 それでちょこっとライブに寄って、何か一曲参加させてもらおうかなと、朝にDVD『たまの最期!』でおさらい。 知久さんの曲で今すぐできる!と思ったのが、『ロシアのパン』だとか。 これが本日2回目のアンコール曲となりました。
知久さんソロの『ロシアのパン』についついコーラス添えて歌ってしまうと上記にも書きましたが、それをリアルで拝聴できたわけです。 何年ぶりだろう?! シアワセー♪

笑顔、笑顔。すっかり聴き惚れた時間でした。
いいライブだろうとは思っておりましたが、予想以上でした。