月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

知久寿焼ライブ@吉祥寺 MANDA-LA2(2011.10.09)

2か月ぶりにやってきました、知久寿焼さんソロライブ。
このチケット、数日前に完売となっていたそうです。
そういえばチケットを買いに行った際、前に行った時より2時間も早く行ったのに、整理券番号が同じでした。
やはりヒガシマルのうどんスープ効果ですか?
幸い私たちは席を確保できましたが、この日は当然立ち見の方も多くて大混雑でした。

ライブは少しだけ遅れて、『金魚鉢』からスタートです。
それから『おるがん』『植木鉢』と、MC挟まずに、とんとんと進みます。
「あれ? 何か急いでる?」と感じました。
機嫌でも悪いのかと思っておりましたが、ついに種明かし。
翌日からマレーシアにツノゼミを採りに行くんですって!
丸山宗利先生という方が率いる九州大学の研究チームが行くのに混ざるということで、それでめっちゃワクワクされてたんですね。
楽しみすぎて、話したくてたまらなくなってしまったんでしょうね。
早く明日にならないかなあ!みたいな様子で。

そんなわけで、その後の知久さんは「ニッコニコ」。「ワクワク」多めで。

それでも仕事の手を抜かないのが知久さんです。
この夜感じたのは、知久さんはチューニングもすごく観応え&聴き応えあるミュージシャンなんだなってことでした。
音を整えながら、観客を笑わせてくれる。これって、ちゃんと自分の楽器を知り尽くしてるってことですよね。

9/18のケラさんのイベントの際、「わたくしが開発いたしました“ベロンベロンチューニング”」とおっしゃってました、弦を1本だけゆるめてベローンと弾く奏法。
それで『らんちう』とか演奏されるわけですが、それを直すのになんか中途半端なまま『ロシアのパン』を弾きはじめました。
結構いいかんじ、みたいな様子で。
でも歌い始めてから、「やっぱ気持ち悪いっ」と中止(笑)。
『ロシアのパン』は、アンコールで観客からのリクエストで再演奏されました。

この夜は、休憩がありませんでした。
どんだけ早く終わらせたかったんだ!と(笑)。
それでも満足な歌と演奏を聞かせてくださったんで、文句はございません。
旅行の荷物をまとめるのが苦手とおっしゃってましたね。必ず何かしら忘れると。

あと今後のライブ告知で、新宿のゴールデン街劇場の話をしていて、そこで知久さんはジャ○ーズとよし○との区別がついていないことが判明しました(笑)。
他にも笑える話も多かったのですが、「ナイショ」の話も多くて書けません(^^;)

この夜私がうれしかった曲は、『きみしかいない』『そんなぼくがすき』。
久しぶりに聴いたような気がします。ソロでは初めて。
アンコールの1曲目が、うどんスープのCMソングでした。
関西で大人気だそうで。「このくらいにしておいて欲しい」とおっしゃってましたが。
あのたまブームの時くらいになっちゃうと、気軽にツノゼミ採りに行けなくなっちゃいますしね。


これを書いている時点では、まだマレーシアの空の下なんですね。
「マレーシアで何か(事件とかニュース)があったら、『やっちゃったな』って思ってください」って(-_-;)
ちなみに丸山先生のブログで、知久さんとのツノゼミ採集について触れられています。
もちろん虫注意。楽しんでいらっしゃるようで、何よりです♪