月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

Gちくミニツアー2011(@奈良 囲炉裏ハウスなら座/2011.11.19)

席を確保し、そこからぼーっとステージを眺めながら、ぼんやりと考えておりました。
「私、ほんとーに今、奈良にいるんだよね……?」
場所は奈良市。町屋ゲストハウスならまち内「囲炉裏ハウスなら座」。
周囲に関西弁飛び交う中「そうだよ、奈良だよ」と思いつつも、会場内には東京のライブ会場でもよくお見かけする美人さんなファンの方がいらっしゃるので、わりと混乱。

Gちくミニツアー。
知久寿焼さんと滝本晃司さんのユニットでのツアーです。
5月の滝本さんのソロライブで知久さんが、7月の知久さんソロライブの時に滝本さんがゲストで出たのは見たことがありましたが、「Gちく」としては見たことが無かった私。
今年は初夏に三重と名古屋であったんでしたっけ。
で、この初冬もツアーのお知らせがあったんですが、西の方のみ……。
昨年あったという東京でのライブも、今年は無さそう。
行きたい。見たい。
なのに発表された時点で岐阜はもうsold out。
あとは神戸と奈良だけじゃん。どっちがいい?! やはり土曜の奈良?!!

……気がついたら行くこと決定で悩んでいるし。すでに二択。
ちょうど予約開始日時が、10月の入院した日の午前中で自宅におりました。
これはもう神様の采配でございましょう。えいやっと予約を入れてしまいました。
そしたら整理番号ヒトケタ台で返ってくるし。
取れなかった人もたくさんいるでしょうに! ごめん、関西圏の人!
でも私は行くよ! Gちく見に奈良行くよ!!

てなわけで、奈良を訪れました。(前置き長くてごめん)
中学の修学旅行以来だから、30年ぶり。
あいにくの大雨に見舞われ、ろくに観光はできませんでした。おいしいうどんはタンノウできましたが(何しに行ってるんだ)

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会場は、京終(きょうばて)というところにある、築約100年の町屋をゲストハウスにしたトコロ。
市内循環バスの北京終町で降りてすぐのところにあります。
バスから降りて会場に向かうと、まず入り口のところで滝本さんが喫煙中。
あ、ほんとにここでライブやるんですね。

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会場はこんな感じ。写真ボケボケですみません。
今回、セットリストあげますね。
メモらなかったんですが、憶えていたんですよ!
でも抜けていたり、順番違っているのもあるかもしれません。
トークも場所が違うかも。この通り喋っているわけではありませんし。雰囲気だけ汲み取ってくださいね。

16:45。まずは滝本さんコーナーからスタート。
スタイルは先日の西荻窪サンジャックさんの時と同じ。ただし足下は靴下。
髪はお団子無し。後ろで縛っているだけでした。この髪型も好きですー。

01.楽し楽しい時間
02.むし
3曲めを弾きだしてしばらくしてから、「あれっ、これ違う」「カタチで憶えているから……」
03.おひる
「今日は雨ですね……(耳をすましても雨の音は無し)……やみましたね(苦笑)。でも雨の歌、たくさんあるんです」「たくさんあるんですよ」
04.雨の日の午後
「出だしが『あきれるほど降る雨』なので……」
05.トカゲ
「まーた雨の歌かっていう感じの曲です」
06.また雨のうた
07.自転車に乗って
※今になってここのあたり自信が無いです。『自転車に乗って』だったと思いますが。
ここで大阪ライブの告知。
08.(名前の無い新曲)
09.ポコポコ

ここでいったん休憩。
控え室が2階にあり、滝本さんは2階に。知久さんが降りてきていて、ステージ背後にある冷蔵庫からビール出してもらって、飲みながらチューニング開始。

10.電柱
知久さんが今使っているギター。ずんぐりな感じの丸っこいギターですが、昨年奈良に持ってきた時は、できたばっかりの頃だったそうです。
「あれから1年経って、いい感じになってきました」
11.月がみてたよ
12.電車かもしれない
13.ちょっと今ここだけの歌
ここで、7月のソロライブでも話していたインドネシアに行った際のお話。
「アンクルン」という竹でできた楽器を子供たちがみんなで持っていて演奏していたんだけど、一音しかパートのない子供がその一音を失敗した時の顔がヨカッタと。
14.Andaikan aku punya sayap
15.おるがん
16.いわしのこもりうた
「んじゃ、今旬の……」
17.ヒガシマルうどんスープの唄
ベロンベロンチューニング開始。
18.らんちう
「あ、時間ありますね。もう一曲やろうかな」
「休憩なしで、このあとGさんとやりますね。Gさん、階段途中まで降りてきてたけど」(笑)
19.死んぢゃってからも

休憩なしでGちくコーナー開始……と思いきや、滝本さん、降りて来るなりトイレに駆け込む。
「この時間に1曲できますね」
「(遠慮しつつトイレに行こうとしているお客さんに)トイレで聞くのもいいですよ」
20.板わさ

滝本さん、おトイレをガマンしていたとのこと。「一曲増えた時はどうしようかと思った」

21.カカポ

トイレ話続き。(「カカポ」と逆だったかも)
滝本さんが小学生の頃の話。運動会の練習の時、生徒が自分の椅子を持って校庭に出たんだそうです。
その最中、クラスメイトの◯◯さん(実名言ってた!)がおもらししてしまったとのこと。
で、校舎に戻ってから校庭を見てみると、彼女のいた所にシミができていて、「ああ、あそこに◯◯さんがいたんだなって」と思ったというエピソード。滝本さん、実名ヒドイ(笑)。
滝「◯◯さんが……」
知「仮名ね」
滝「あっ、そうそう。仮名ね」
遅いです(笑)
そこで知久さんも同級生の女の子がおもらしした話。
「△△さん……仮名がね、先生、ごめんなさい! ばしゃーっ!って。(中略)俺もよくもらしてました。気がついたら出ちゃうんだよね」 
おもらしエピソードが尽きません(笑)。

22.レインコート

「俺はもらしたことがないんだよね」と言いだす滝本さん。
知「あっ。ここで差をつけられた」
滝「(演奏している間)ずっと考えてたんだけどね」
知「レインコート歌いながら、そんなこと考えてたんだ」

23.安心
24.さよならおひさま
25.月のひざし
26.ハダシの足音
27.326

ここでいったんおしまい。

アンコール1
28.あるぴの
29.パルテノン銀座通り


アンコール2
「石川さんにはナイショね。著作権とかあるから」と、知久さん。
30.○○○○○
↑ごめんなさい。やはりナイショとのことなので、隠します。

アラフィフふたり、まさかのおもらし話で盛り上がるとは(笑)。
おふたりで演奏する「レインコート」に鳥肌たつほど感動に震えていたら、ソレですよ。

3たまも見たことないし、しょぼたまも生で見たこと無かったので、トイピアノ弾いたりピアニカ吹いている滝本さんに感激。座って歌う知久さんも珍しい感が(パスカルズくらいかな)。
やはりおふたりの声が重なる感じはいいですよー。たまらんのです。
滝本さんの喉の調子がイマヒトツだったみたいですが、知久さんがそのあたり気遣ったりとかね。
もー、このおふたりのユニット、大好きです。
東京とか北海道とか、九州とかも、Gちくライブをやってくれるといいのにな。

いい会場でした。泊まりたかったです。それだけが心残り。
来年は絶対泊まります。てかその前に、また奈良行きます!

なお、このライブの模様が会場である「町屋ゲストハウスならまち」さんのブログで見ることができます。
http://nara-naramachi.sblo.jp/article/50692097.html
2枚目に私うつってます(^^;)v