月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

ジャンタルマンタルライブ(@吉祥寺MANDA-LA2/2011.12.13)

ジャンタルマンタルとは、
滝本晃司さん(g、鍵盤ハーモニカ、etc)
尾引浩志さん(ホーメイ口琴、イギル)
斉藤哲也さん(keyboard)
西脇一弘さん(g)
pocopenさん(b)
の、5人のバンド。
アルバムを少し前の滝本さんの下北水中ライブで購入して以来、ライブで聴いてみたくてうずうずうずうず。
そしてついに!5年ぶりにライブをやるというので、行ってきたのでした。

01. 楽し楽しい時間
02. むし
03. やっぱ
04. こわれた
05. 空の下
06. 太陽が見ているだけ
07. ポコポコ
08. (新曲)

~休憩~
 
09. 台所
10. ノック
11. ドリップ
12. ゼリーフィッシュ
13. (pocopenさんボーカルの曲)
14. フェリー
15. 福生
16. リトアニア
 
アンコール
17. オシマイ

↑たぶん間違いは無いとは思うんですが、セットリストはこんな感じ。

ライブの構成は、まず最初が滝本さんと尾引さん、斉藤さん3名編成で、滝本さんライブ。
ソロでない滝本さんは先日拝聴したばかりですが、ベースでなくてホーメイとはまた新たな出会いでした。
私は初めて拝見します、尾引さん。
気づいたら引き込まれてしまっていて、もう声を聴き逃すまいと必死になってしまいました。
すごい魅力的な声! 『こわれた』の間にずっと響いていたのが、なんとも表現しきれないほどの深い世界となっていました。
イギルという楽器も初めて。魅力的です。

その尾引さんの「知らない世界」(by 滝本さん)が、『ポコポコ』と未だタイトルの無い新曲。
練習する時間が無かったんでしょうか。それでもちゃんと合わせられてたのはスゴイです。

休憩後、ジャンタルマンタルの5名の登場。
滝本さんも白いシャツから黒と緑のチェック柄シャツに着替えての再登場。
今回からsakanaのpocopenさんが加入ということで、重そうなベースを抱え(滝本さんのベース?)、椅子に片足上げて演奏されてました。(ベースを支えてた?)
かわいらしい感じの方だなーと思っていたら、滝本さんがポコペンさんボーカルのための曲を作ったらしく、初めて歌声を拝聴。なんて凛々しい声! ステキ~。
滝本さんも手伝って、思いがけずにツインボーカルを楽しめました。
pocopenさんは、「ジャンタルマンタル」の名付け親だそうです。他の候補だったという名前も聞きたかったです。
それ以外はコーラスが入りはするものの、インストゥルメント。
(尾引さんのホーメイは入るけど、“声”というよりあの方自身が楽器だと思います)
すごい夢の中のようでした。
ゆらゆらゆらゆら、あたたかい水面にゆられているみたいで、睡眠時間が少なかった私は正直やばかったです(笑)。でも聴いていたかったから、寝ませんでしたけど!(←ムキになる)
なかなか練習時間も取れなかったようですが、練習したスタジオがやおやさんの地下で変わったスタジオだったらしく、その話がおもしろかったです。

アンコール1曲だけなんて、物足りないよー。もっと聴きたかったですよ。
倍音s(尾引さん)のライブも行きたいな。あの声は本当にすごかったのです。