月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.94」(@下北沢lete/2012.2.25)

毎月お馴染み、下北沢leteさん。
またも看板撮り忘れ……というか、撮るタイミングが掴めず。
入るときに撮れなくて、奥まった所に座っちゃったからトイレ以外動きたくなくて、帰ろうとしたら看板のすぐ横で滝本さんご本人とファンの方々が喫煙中だったから撮れず。まあ、いっか。
(※は新曲のため、正しい表記が不明です)

まずはセットリスト。

01. まぼろし
02. おひる
03. ワルツおぼえて
04. こわれた
05. オシエテ
06. やっぱ
07. 丘の上
08. 海にうつる月

~休憩~

09. 太陽がみているだけ
10. かけら
11. 雨のイキモノ
12. とかげ
13. パルテノン銀座通り
14. また雨のうた
15. ポコポコ
16. ここ※

~アンコール~
17. まばたき
18. 自転車にのって

以下「」で入っている滝本さんのセリフは、そのまんま正しく書き写したものではありません。あと順番バラバラ。どうかご了承ください。

そういえば、ここのところは『まぼろし』で始まることが多いですね。
好きなんですよー。ここ数回の1曲目で、すっかり惚れ込んでしまいました。

2曲目は、本当は『さよならおひさま』の予定だったそうです。
しかしながら、歌詞カードが見つからない。
最近キレイに書き直しているそうですが……そういえば青っぽい紙が書き直された曲かしらん……そんなわけで、『おひる』。
この曲も好きです。1曲目&2曲目で早くもテンション上がりましたともさ!

さらに『ワルツおぼえて』『こわれた』……はああー、今日は好きな曲が多いぞ!?
『こわれた』について、「実は4つのコードを繰り返しているだけなんです」とのこと。なるほど。
「4つのコードつながりということで……」と始まったのが、『オシエテ』!
前にもどこかで書いたかもしれませんが、アルバム『水槽の中に象』の中でも一番大好きな曲で、毎朝これを聴かないと始まらないというくらい。この途中の「秘密の……」のところが大好きで。

曲順を考えるのに喫茶店に入ったという滝本さん。
後から入ってきた男女が近くに座ったらしいのですが、多分観てきたと思われる映画について熱く討論をはじめたそうです。
「どういう間柄なんだろうね?」……恋人とかうち解けた友だちだったら、もっとくだけた会話だったろうけどね、とのこと。
なんだか他人に関心なさそうに見えていたんですが(私の勝手なイメージでした)、実は違うんだなーと。詞の世界の広さをみていればわかることでしょうにね、私も甘い。

『丘の上』のギターバージョンもうれしかったな。

後半以降、立っての演奏となりました。
腰の調子が悪いのかな?とちょっと心配になりましたが、「筋力アップのため」とのこと。
『かけら』のアレンジがすごく変わっていて、最初何の曲かわかりませんでした(笑)。が、カッコイイ!
「昨日弾いていて、こんなかんじになってしまいました」とのこと。ステキです!

あと先日亡くなった北公次さんの話から、少し年齢の話になりましたっけ。
ギターの弦を張っていて、糸巻きのところの穴が見えないとか。
50歳なんて、まだまだお若いですよぅ(;_;) 私にとっては、そんなに遠くない未来です……。

先日のマンダラ2ライブがしっとり静かだったわけですが、この夜は『とかげ』もありましたし、わりと激しい?系。曲間に汗を拭きつつの演奏でした。
ここしばらくのライブは、声の響きがすごくて、かつなめらか。
時々裏返りますが、それはチャームポイントってことで(笑)。

やはりここでのライブは、スペシャル感がありますね。