月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.96」(@下北沢lete/2012.04.28)

だいぶあたたかくなってまいりました。
並んでいても足が冷えない。先月と違って風も無く、日中は暑いくらいでしたね。

まずはセットリスト。

01. 楽し楽しい時間
02. 温度計
03. ワンピース
04. オシエテ
05. JUICE
06. オヤスミ
07. グッドバイ
08. お月さん

~休憩~

09. あの日
10. 自転車にのって
11. 海にうつる月
12. 星を食べる
13. ハダシの足音
14. パルテノン銀座通り
15. ポコポコ
16. 空の下

アンコール
17. 水筒
18. ここ


以下、お話は「」で囲ってありますが、決しておっしゃった言葉その通りではありません。正しく私が解釈できているのかも怪しいので、その辺はどうかご容赦ください。

この夜は何て言うんでしょうか。妙なテンションであったように思います。
カポを付けるところを間違えて始めてしまって、あわててやり直したり、 歌っている途中で咳き込んでしまってやり直したり、 「オヤスミ」でジャカジャカ勢い付けて弾きはじめていたのに、歌が始まるところで何故か失速したり。
ミスって言ってしまえばそうなんですが、これぞ“LIVE”。ギターのミスの時も恥ずかしそうに目尻に皺が寄るのがなんとも魅力的です。

『パルテノン銀座通り』のところで、この表題となったアルバム制作の時の話が出ました。
なかなか予定が進まずにいたのを、サポートメンバーの斉藤哲也さんが見ていられなかったのか、テキパキ仕切ってくれて、ようやっとできたアルバムなんだそうです。
「サイトーくん、ありがとう!」って(笑)
だから聞いてみてくださいね、とのことですが、アルバム『パルテノン銀座通り』って手に入りませんよね……。

同時進行で作っている曲が3曲あるらしく、ますますニューアルバムについて期待が膨らみます。 けれど、特にいつ頃という明言はなく、
「締め切りとかCDに合わせて作るとかではなく、(曲を)作るんですよ、俺は。作り続けていくんです」
というようなことをおっしゃっていて、それが創作する者の端くれとして心に残りました。
うれしいなぁ。と思うと同時に、自分もそうでありたいな、と。

あとは『海にうつる月』をMステで歌った時のお話(当時観てました。懐かしい!)。その時ひどい風邪をひいていたそうで、その時にかかったお医者様の話(←ちょっとした町田情報)。
スーパー銭湯?に行った時の話。(髪長いから、人より長くドライヤーを占領してしまうという苦悩)
6月にマンダラ2でライブがあるという宣伝も。リクエストライブになるそうな。昨年もありましたが楽しみー! 何をリクエストしようかな♪
「リクエストしたからには来てください(笑)」 
はい!

いつもよりも少し笑いが多め。 基本笑顔。時々胸を打たれて……というそんな夜でした。
行くたびに惹かれてゆきます。ほんと。