月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.99」(@下北沢lete/2012.7.27)

今回、何故だかグロ表記があります。すみません。
連日猛暑。ぐったりしながら下北沢に向かうも、並ぶ頃にはようやっと風が出てきて、日中に比べるとまだマシといった程度ですが、過ごしやすくなっていました。
そんな中、事件が起きます。
「あ、ねずみ!」
leteさんの並ぶ場所の対面にブティックが並んでいるんですが、外にレイアウトされているプランタから、なんとどぶねずみが1匹チラっとな。びっくり。
そのねずみが何故か道路を横断して、こちらに向かってくるんですよ。足もとに来られそうで戦々恐々。都会のねずみは猫ほどではないけど、わりと大きめですよ。 けれどねずみは階段を駆け上がり、leteさんの方に行ってしまいました。
多分ドアは閉まってると思うけど、マスターに言っておいた方がよくない?と並んでいた人たちと言っていて、ちょっと様子見しようと私は階段を上がりました。
その時、私は見てしまったのです。そのねずみがトラックに轢かれる瞬間ヲ……orz
leteさんてサイトの地図で見てわかる通り、道路に挟まった場所なんです。通り過ぎて向こう側の道路に出たところに運悪く……って感じでしょうか。 しかも最初轢かれた時はまだ生きていて……ぎゃあああああ。
その直後に開場。マスターと滝本さんがねずみに気付いたみたいで、何やらお話しているのを聞きながら、着席……はうう。

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さて、この夜のセットリスト。

01. アゲハ
02. JUICE
03. 終わりのない顔
04. むし
05. 夏の前日
06. 海にうつる月
07. まぼろし
08. かげのなか(“三拍子な新曲”。表記不明)


~休憩~

09. 太陽の街
10. 空の下
11. ワンピース
12. オシエテ
13. パルテノン銀座通り
14. ここ
15. ポコポコ
16. (※「空色」)


アンコール
17. つづくこと つづくとこ(新曲)
18. ぼくはいま深い夜


夏の曲を中心に。
さすがに暑いからか、滝本さんも珍しく黒の半袖Tシャツ。半袖姿を拝見したのって、私はライブ通い再開させてから初めて。日焼けされてましたね~。
「石川さんが痛風になったそうです」と、改めて報告。 「痛そうだよね」とあくまでも他人事(笑)。
わりかし淡々と進んだ感が。
99回ってことで思い入れみたいのがあるのかなーと思いきや、そこはマイペースな感じ(に私が見えただけかもしれませんが)。 「『まぼろし』もまだアルバムとかになってないんですが、これも……」と続いたのが『かげのなか』(表記不明)。しれっとタイトルがつきましたね。歌詞にありましたよ、そういえば。今日もまた、さみしい感触がしました。

さて、休憩。 お尻が痛いのと、座った場所が意外と冷房が届かず暑いので、いったん外へ。
……うわあああああああ。まだあるううううう。 看板写真撮って、中へ逃げ戻りました。
ライブ途中、「反応が薄い(笑)」とおっしゃってましたが、少なくとも私はねずみショックがひどかったからです。

さて、後半。『太陽の街』、珍しいですよね。先日のリクエストライブでもやったからかしら。 この曲のセリフのところがいいですね。低く滲むような声で、魅力的な言葉たちがていねいに置かれている感覚が。

『空の下』が終わって、おもむろに滝本さんが話し出したのは冒頭のねずみの話でした……。 最初は原型を保っていたのに、だんだんミンチになってきて……と、休憩時に煙草吸いながら観察されたらしく、事細かにぎゃああああ。
ねずみばかり見ていたのかと思いきや、道行く人がそれに気付いて避けて歩くのを観察していたようです。 反応に困る観客。その雰囲気に気付いた滝本さん「大丈夫ですか?」……(^^;)。
私もふだんは平気なんですけども、なまじ生きているところと、轢かれた瞬間を見てしまったからね……合掌。ねずみ、安らかに眠っておくれ。

もう一曲の新曲(※2014年4月現在『空色』)ですが、こちらはなかなかタイトルが決まらないそうです。 この曲もだいぶ耳慣れてきました。ほんと、かわいらしくて切ない曲です。 アンコール。
最近調子がよくて、ぽんぽん新曲が生まれるとのこと。 著書『つづくこと つづくとこ』で使った言葉に曲を付けたそうで、それが披露されました。
「できるかな? でもできなくてもわからないよね(笑)」たしかに(^^)。
それと「もう一曲」ってことで、坂本さんの曲『ぼくはいま深い夜』。

なんだか少し早めに終わった感があります。
曲数が多い少ないでなく、おしゃべりが少なかったのかな。さみしいですよー。
次回はついに100回め! 4days!! 4回全部行ってもいいそうです。
50回でもやったという、これまでのカレンダー全部を壁に展示というのがすごく楽しみです。