月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

嗚呼、半世紀!~柳原陽一郎ソロライブ(@渋谷公園通りクラシックス/2012.8.5)

今回はレポートではなく、思ったことなど。 ほんと、日記みたいな備忘録で。(←結局いつもと変わらない(^^;)

 

8/5、ヤナさんの誕生日ライブに行ってきました。 50歳おめでとうございますライブ。これがまた、すんごくいいライブでした。
ヤナさんの音楽人生を振り返る……というか、ゆるゆるとなぞる感じ。
初めてライブハウスで演奏した曲『牛小屋』
初めておっかけのファンの方がついた時に作った曲『お経』(笑)。
初めてピアノで曲を作ってみようと作ったのが『さよなら人類』。
「たま」とはハッキリ言わなかったけれど、結成当時の話も出てきて、うれしかったです。
最初はギター3人。でも男でギター3人というのがなんかカッコ悪くて、ひとりはパーカッション、もうひとりはそのままギター、そして自分はカシオトーンをやることになったとか。
あと西の方へのツアー。お金が無いからライブハウスで寝かせてもらったとか。

ああ、この人の語る歴史はいいなぁ、ステキだなぁ。

「酒造会社から仕事をもらいたかったわけでなく……」と『オリオンビールの歌』。
友部正人さんに、(この曲は)初めていいと思ったと言われた(苦笑)」という『たかえさん』。
ソロになってしばらくは仕事が来ない状態もあったとか、そういう話も素っぽくて好きでした。
何よりも胸が熱くなったのは、『君を気にしてる』。 やはりハッキリ言わないんだけど、「昔の友だちとか、バンドの人たちとかを思い浮かべて作った」(要約)で涙出そうになりました。


たまには振り返るのもいいねーと思っていたら、最初の方でエフェクター使ってみたり、面白い試みも。
この人、面白いなー。まだまだワクワクするなー♪
Warehouseの大坪さんも数曲参加。音色&コーラスがまたいいんですわ。

お祝いの気持ちも当然ありましたが、こちらがプレゼントをいただいてしまいましたね。
ほんと、ステキなライブでした。
そしてこの日のライブ後、「春夏秋冬柳原」の最新版を購入しました。今月お金がたくさん出て行くので次の機会にしようと思ったんですけどね、この日買った人にはサインくれるっていうから、つい……(^^;)。
4たま時代、あの頃に自分に「アンタは20年後、ヤナさんにサインいただいて握手までしてもらえるよ」と言ったとしたら、「何バカなこと言ってんの? おばさん、バッカじゃね?」くらい言わないまでも思っていたでしょう。
いただきました……「春夏秋冬柳原」の裏表紙に……しかも名前まで入れていただいて。

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そして握手。細くて長い指はやわらかく、包み込まれるようでした。やさしい体温。
なのに私ときたら、生で「お誕生日おめでとうございます」が言えるチャンスだったのに、言い忘れてるし(アンケートには書けた)。「今日来れてよかったです!」とか繰り返してんの。私バカじゃね? どんだけテンパっていたんだという話。

昨年の石川さんや滝本さんの時も思っていましたが、皆さんが30歳の頃を私は知っていて、ファンだったわけです。
まさか50歳をお祝いできるとは、夢にも思っていませんでした。
ファン熱再燃して、ほんとーによかった! 年齢重ねるのも、悪くないです。ほんと。

ヤナさん、50歳のお誕生日おめでとうございます。 これからもどうか健康で、元気で歌っていてください。