月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.100 2日目」(@下北沢lete/2012.8.24)

下北水中ライブ、100回目……の、2日目。

 

f:id:meimei0430:20140427180900j:plain

もう明日からフラッシュたかないで撮ろう…(/_;) 写真へたくそすぎ!
以下この日のセトリ。※は新曲につき、正しい表記が不明です。

01. むし
02. ワンピース
03. ガラスのコップの
04. かけら
05. ふたつの天気
06. 太陽が見ているだけ
07. かげのなか※
08. ぼくはいま深い夜(ウクレレ
09. 星を食べる


~休憩~

10. 終わりのない顔
11. 1年と3か月
12. 海にうつる月
13. 「夏です」と一回言った
14. パルテノン銀座通り
15. ハダシの足音
16. ポコポコ
17. どこまでもつづく空
(仮題。後の「空色」)

~アンコール1~
18. 空の下

~アンコール2~
19. 夏の前日

この夜は、その曲にまつわるお話などを交えてMC。
『むし』は知久さんの『鐘の歌』に影響を受けて書いた曲だそうです。コード進行とかが。
『ワンピース』は特にエピソードが無いそうですが、沖縄で飲み歩いていた時にでかいカタツムリを発見した思い出があるそうです。両手で形を作ってらっしゃいましたが、ほんとに大きい!
『ガラスのコップの』は、「これまでタイトルについてさんざんお話してきたので、今日は話しません。聞いたことない人、残念でした」……とのこと(^^;)
私がこの日リクエストしたのは、この曲でした。やはりleteさんでの記念ライブですから、これはやっていただきたかった!
『ふたつの天気』でヤナさん話。 ヤナさんは最初、この曲がよくわからなかったそうです。あとで坂本さん、吉野さんと演奏したのをヤナさんが聴いて、それで初めて「わかった」とのこと。「何がわかったのかわかりませんが(笑)」。
『太陽が見ているだけ』は斉藤さんがすばらしいアレンジをした曲。でも最初持ってこられた時にピンとこなくて、帰宅してから「あ、これすごくいいじゃん」と思って、翌日言ったら「ですよね?! よかったー。昨日まったく反応無いんですもん!」(←こんな感じ)と安心されたとか。
この4daysの翌々日は、leteさんにその斉藤さんがご登場。「話がおもしろいんだって。……あ、曲もいいので、ぜひ」と宣伝。
ウクレレに持ち替えて、『ぼくはいま深い夜』。坂本弘道さんの曲です。前にもおっしゃってましたが、「坂本君よりも(回数)歌ってます」とのこと。
休憩はさんで、『星を食べる』は「ちびまるこちゃん」の映画の主題歌。この曲を選んださくら先生の英断に感心されてました(^^)
『終わりのない顔』はアルバム「たま」の中の曲。ヤナさんが抜けて、「さあ、どうしよう?」という中でがんばって書いた曲だそうです。その頃私はたまから離れていたので、切なくなりました。
『「夏です」と一回言った』は本当は別の歌詞がついていた曲で、クローズド・G・ショウの頃に作ったメロディとのころ。ただ「今の自分では絶対うたわない歌詞」だったので、歌詞を新たに書いたそうです。 どんな歌詞がついていたのか、すごく気になります(^^;)
『ポコポコ』は前日もおっしゃっていたのですが、カレンダーにオルガン、キノコ、バスを書いた作品があって、それから歌詞が生まれたそうです。
さて、ついにあの新曲にタイトルが付いてました!
『どこまでもつづく空』(漢字など表記は不明)……「路地裏」とかじゃなかったか(^^;) かわいらしい、やさしい曲。人と人とのつながりがいとおしくなる(でもそれがあざとくない)、そんな曲です。
アンコールは「“空”繋がりで……」『空の下』。
2回目アンコールは、「(楽譜が入ったクリアファイルの)一番上にあるからこれで」と、『夏の前日』。ただ前奏で「指動かない!」と、途中から慌ててやり直し。

あとどこで入ったか忘れましたが、エドウィンの話。ジーンズメーカーのね。
200億円損失隠しのニュースがありました。 滝本さんのジーンズ、エドウィンのだそうなんです。今履いている形のが好き、とのこと。 「毎回同じのを履いていると思われるかもしれませんが、同じ形のを10本持っているんです」 同じ形のジーンズが、引き出しにずらりと並んでいる様子を想像したらおもしろかったです(笑)
あと「200億円損失しても、会社って無くならないんだねー……」と感心(^^;) たしかに。 エドウィンにはがんばって欲しいものです。

あとleteさん、通りすがりの人にカレー屋さんに間違われてたとか(笑)。 滝本さんが休憩中に道端にいたら、通りすがりのリーマンたちが「ここ、カレー屋」と断言したそうです
ちなみに開場前、並んでいる私たちを見た通りすがりのにーさんたちが、「“大泉の母”みたいなもんだろ?」と言ってました。隣が占い屋さん(当時)だからわからないでもないけど、カレー屋はどこから来た?(1本隣の道に、カレー屋さんがあります。この日の並ぶ前に食べました)

思い出せただけですが、こんな感じ。
何度も言いますが、正しくこの通りおっしゃったわけではありませんからねー!

マスターに誘われてはじめて、ついに100回め。
最初はマイクも無く、生歌だったとか!(そ、それは聴きたかった!)
でもこれじゃダメだと、いろいろ持ち込み。今でもマイクスタンドは滝本さんのだそうです。
この夜、私は初めて一番後ろから拝見していたのですが、「滝本さんの曲、演奏、歌、おしゃべり」に加え、マスターやお客がleteさんという“箱”の中に入ってできあがった“下北水中ライブ”という作品を、タンノウすることができました。(前にも似たようなこと書きましたね)

自分もその作品の1パーツになれた、というのはこの上ない幸せだと思いました。