月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

知久寿焼なまうたソロ (@西荻窪サンジャック/2012.12.30)

f:id:meimei0430:20140427152301j:plain

毎年恒例なのだそうです。
昨年運良く取れたので行って、本当になまうただったことに驚愕したのは、しっかり憶えています。 ギターとかウクレレはアンプに繋いで結構な大きな音を出しているのに、声負けてないんですもん。
まずはセットリスト。よくぞ憶えました、私! (たぶん間違いとかは無いと思いますが……もしあったらご指摘ください)

01. あるぴの
02. ムリなおみやげ
03. おるすばん
04. みもふたもないうた
04. ああぼくはかなしいよ
05. Andaikan Aku Punya Sayap
06. おるがん
07. エレノア・プランケット
08. シーベックシーモア
09. いたわさ


~休憩~

10. あんてな
11. すいか畑
12. 月ろけっと
13. 月のひざし
14. 電車かもしれない
15. 学習
16. いわしの子守唄
17. 月がみてたよ


~アンコール1~
18. らんちう
19. いちょうの樹の下で
20. 死んぢゃってからも


~アンコール2~
21. 南風
22. 牛乳
23. そんなぼくがすき
24. 電柱


あまり金額のことを言うのは何ですが、あのお値段でこの曲数。 しかもおしゃべりもたくさんあって、3~4時間あったんですよ(時計をしていなかったので、正確な時間はわかりません)。なんて出血大サービス! 歌声はもちろん、言うまでもなく。なまうたの力に圧倒されました。 どこかにマイク入ってない?とか錯覚しました。
おしゃべりも本当にたくさんありすぎて、ここでは書ききれません。 ほんの一部、さわりだけ。セリフはそのまま言った言葉を書いているわけではありませんので、ご了承ください。
サンジャックさんの厨房の入り口に、のれんが掛かっています。2枚の布が真ん中で途中まで縫ってくっついてるタイプ。下半分がスリットになってる(で、わかる?)。 忌野清志郎さんのイラスト入り。グリコのあのランナーマークよろしく、清志郎さんがバンザイしてるのです。(胸元には赤太字で“ゴッド”って書いてある。「カタカナでゴッドって書くと、悪者みたいだよね」)
知久さんは休憩でそこに引っ込むわけですが、そこから出てくる時、まるで飲み屋に入るみたいに表情豊かなんですよ。「やってる?」みたいな。 「石川さんだったら、こうだよね」と、そのスリットの真ん中から顔を出して、のれんをあごの下でキュッと絞る。布から顔だけ出している状態。(表現下手ですみません!) 「それで、おちょぼ口なの」あー、想像に難しくない!(笑)
そこから石川さんって頭のてっぺんは小さいのに、爪がすごく大きいんだよー、などの石川さん話。
「石川さんは、アレだな。七福神の一種だね。福の神だ」という結論に。
触ると御利益があるそうです(笑)。 どこでだったか、のれんのこともあってか、今年カバーした『ぼくの好きな先生』と『ヒッピーに捧ぐ』をやろうとしたんですよ。でも清志郎さんの曲はコードがすごく難しくてと、この日は断念。ちょっと残念。
できるかなー?と始めた『エレノア・プランケット』。途中ミスしたみたいで、「失敗しちゃった」と照れ笑い。でもお見事でした。
虫採りをもっとしたいとの話。今、東南アジアに注目しているとか。 九大の丸山先生とかが今海外で虫採りしていて、新種を見つけてはメールしてくるため、それをくやしー!という思いで、返信は大人で返しているそうです(^^;)
来年はだからライブが少ないかも、とのこと。
「少ないライブをお見逃しなくっ」(キリッ
アンコールが、実質第3部と言えるほど多かったですね。 『らんちう』は語り無し。これもいいですねぇ。じっくりギター聴ける。
『南風』はたまの映画でしたっけ?(まだ観ていない……持ってるのに)でサンジャックで歌っているところを撮ったけど、酔っぱらってべろべろだったから、今日はパッチリ目を開けて歌う~と、歌っている途中のところどころにパッチリ☆
『南風』からは客席からのリクエスト。『南風』と『牛乳』が同時に声がかかり、『ぎゅうぷー』ときこえたみたいです(笑)
『電柱』は声がかかった時に、「そうそう、『電柱』を歌いたかったんだよ~」。 ただしおトイレに行きたかったそうで、これでおしまい。この日の『電柱』は、“おしっこもらしそうver.”だそうです。そしてあやうく“おもらしver.”になるところだったと(^皿^;) 忘れられない日になりますね~……って、それはもう。

笑ったし、知久さんの演奏や歌声も耳と心の滋養となりました。
ライブ後、サンジャックさんのお料理とキリンラガーで軽く飲んでから帰りましたよ。
いつも終わるとすぐ帰ってたから、早く帰る必要のなかったこの日はちょっとゆっくりさせていただきました。
これで私の2012年のライブ通いはおしまい。 贅沢すぎる締めでした。