滝本晃司弾き語りソロ（＠西荻窪サンジャック／2013.06.09）

西荻窪サンジャックさんでの滝本さんのライブも、この日が最後となりました。
（お店が移転するからです。念のため）

一昨年の「雨の歌しばりにしようと思ったら、意外と雨の歌が無かったよライブ」（正式名称じゃありませんよ？）に初めて行って以来、ここでのライブにも惹かれて通い続けておりました。 そんなに広くはないキャパシティ、つまりは近い。さらにグランドピアノがあるので、ギターとピアノ、両方味わうことができるという。 無くなってしまうのが残念です。（他のオーナーになってライブハウスになるそうですが、ここでは滝本さんのライブはあるのかな？）

この日のセットリスト。いつものようにまだ表記が不明な曲タイトルには※、ピアノ曲には（p）が付いています。暗記しているので、間違いがあったらごめんなさい。

01. まぼろし
02. 夏の前日
03. ふたつの天気
04. 丘の上（p）
05. 窓辺に生まれる（p）
06. 水槽の中に象（p）
07. 眠れないぼくの夜のまんなかで（p）
08. かげのなか※（p）
09. 空の下
10. 星を食べる

～休憩～

11. ここ※
12. つづくことつづくとこ
13. レインコート（p）
14. なぞのなぞりの旅（p）
15. 自転車にのって（p）
16. また雨のうた
17. ポコポコ
18. そらいろ※
19. サーカスの日

～アンコール～
20. 海にうつる月（p）
21. ハダシの足音（p）
22. 新曲

この夜も始終和やかなライブでありました。
この日もご家族で車でいらしたそうですが、車中である俳優さんのお名前が出てこなくてモヤモヤされていたとか。
「『北の国から』のジュンとか、『ドクターコトー』とか……」 ああっ、私も出てこないっ！（笑）
そしたら最前列の男性のお客さんが、“吉岡秀隆”さんですと。 「“ひで”ってどんな字？」「優秀の“秀”」「あー、スッキリした(^^)」　私もです（笑）。

先日ツイートされていたムカデの話も出ました。そこでは省かれていた詳細です。
現在のお住まいには頻繁に生き物が出てくるそうです。先日ライブのためのピアノの練習をしていて、しまおうと鍵盤にかぶせる布（正式名称がわかりません）を取ったら、何かがバサリと下に落ちて「？」。それがあのムカデだったそうです。 それを割り箸でつかみ、そういった生き物を入れるための瓶（用意してるのですか！笑）に入れたのが、あのツイートの写真とのこと。
実はそれ、10日ほど前のお話だそうで、その瓶の中でまだ生きているとのこと。すごい。 で、ムカデが刺したり毒のある危険な虫だということを、捕獲した後に知ったそうです。怖すぎます。 標本にしようかと仰ってました。またそれをイキイキと語られたところに、少年の顔が垣間見えて……(^^;)

この夜はちょこちょこと演奏がとっちらかったりしていましたね。
前奏で終わってしまったり。「あれ？」と照れ笑いしながら首を傾げたり、「ヤバイヤバイ」とつぶやきながら演奏したり、ライブならではの醍醐味満載ｗ　こういうの、好きなんですよね～(^^)
休憩中にご家族から失敗したら申告するように言われたとか（笑）。

この日は新曲披露がありました。 「タイトルはもちろん未定です（笑）」
ご家族にもまだ聴かせたことがない曲だそうです。
震災以降、作った曲は完成していようがしていまいが、やりたくなったらどんどん演奏していこうと思ったとか。「かげのなか」や「ここ」「そらいろ」も、大きな変化はなくとも小さくアレンジが変わったりして、ライブでやるたびに育っています。またこの曲も、そうやって育てていくのでしょうね。 とても静かで、眠る前に聴きたい曲だと思いました。

他にもまだまだありましたけれど、ライブについてはこのへんで。
本当に名残惜しいです、サンジャック。
私は、ここでの滝本さんのピアノが大好きでした。 爪が当たって、コツコツ音がするのがよく聴こえる。 （他だと会場が広すぎて聞こえなかったりします） その音がなんともかわいらしくて、大好きでした。
さよなら、サンジャック……(；ω；)


あ。また来週にも行くんだった。