月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

ヒカシュー・新春イロハ模様スペシャル&巻上公一バースデーライブ(@吉祥寺STAR PINE'S CAFE/2015.01.23)

ヒカシューは歴史の長いバンドですから、私が高校生くらいの頃にはすでに活躍していました。テレビドラマの主題歌(『ガラスのダンス』)とか、CMソングとかもよく耳にしましたし。のめり込むことは無かったけれど。
ハマッたのは、やはりライブを見る機会があったから。
2011年9月にあった「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」。知久さん目当てで行ったこのイベントで、最初に登場したのがヒカシューでした。
そのステージの迫力に息を呑みました。その感動が冷めないうちにワンマンのチケットを買い、初めて行った2011年11月のスタパライブ。これで完全にハートを鷲掴みにされ、それ以来のファンなのです。

巻上さんのお誕生日は1月25日なので、少し早めのバースデーライブ。
まず入場時にクラッカーをいただきました。ハッピーバースデー感が漂ってます。

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ここ最近はインプロからスタートしていましたが、この日は最初にご挨拶から(ワンマンは今年初)。それから『目と目のネット』でスタート。
実は私、まだヒカシューの曲は全部把握していないので、セットリストは憶えられません。
演奏したのは、記憶にあるだけで以下の通り。自信ないけど(^^;)。
それにもっとやってくださっていたと思います。ここに上げているものすら違ってたらすみません。順番もバラバラです。

『なのかどうか』
『カレー三昧』
『にわとりとんだ』
『ニョキニョキ生えてきた』
『もしもしが』
『うらごえ』
『丁重なおもてなし』

それに新曲が数曲。
NYでドラムの佐藤さんが作った『こんな人』、そして『生きてこい沈黙』『静かなシャボテン』。タイトルで憶えているのはこれだけ。(翌日の巻上さんのツイートによると、あと2曲ありました^^;)
いずれも4月に出るNewアルバムの収録曲だそう。

トークもおもしろかったー。
巻上さんは59歳になるそうですが、メンバーの中では三田超人さんが一番年上で、今年還暦になるとのこと。(巻上さんと三田さんは同じ学年)
そのふたりのやり取りがほほえましくて(笑)。
先輩ミュージシャンに対してのコメントが「偉そう」と突っ込まれた三田さん曰く、今年の目標は「上から目線のリスペクト」(笑)。
「もうできてるじゃん」と巻上さんに言われ、早くも目標達成・終了していましたが(^^;)。
三田さんがエンケンさんの話題を出したいのに、巻上さんがさえぎって話をさせなかったり、ふざけて三田さんに肩たたきしたり。
学生時代もこんな感じだったんですかね。いいなー(*´ω`*)。

前日に、巻上さんちでヒカシューの新年会があり、巻上さんお手製の、イノシシカレーが振舞われたそうです。
イノシシの肉は、ひと晩ヨーグルトに漬け込んだということで、やわらかかったとか。
前奏で清水さんが途中で止まってしまう珍しいハプニングもありましたが、そのイノシシのせいにされていました(笑)。

ところで。

スタパに向かう前に、知久寿焼さんがこのライブに行くというツイートを見つけました。
2013年のヒカシューのクリスマスライブにゲスト出演した時に、私は初めて共演を拝見しました。たま時代に『20世紀の終わりに』をカバーしたりしていたようですが。
私はヒカシューにハマッた理由が冒頭の理由なので、知久さんがご自分のライブでヒカシューTシャツを着ているのを見かけると、うれしくなったりしておりました。大好きなミュージシャンが、また大好きなミュージシャンを好きっていうのが、うれしいじゃないですか♪
「今日も共演があるといいね」と一緒に行っていた家人が言っていて、いやーまさか今日はそんなおいしいことは無いでしょー?なんて思っていたのですがね。

ありました。

アンコールでヒカシューメンバー……まず巻上さん以外のメンバーが登場し、後から巻上さん。そこでクラッカーを鳴らしました。
その時に客席から、知久さんが登場ー!
ケーキを持ってステージへ上がりました。もちろん、ヒカシューTシャツ着用♪
巻上さんがロウソクの火を一気に吹き消し、その後知久さんメインボーカルで『20世紀の終わりに』を熱唱。 
「たまの曲でなくていいの?」「知久君の曲でなくていいの?」と巻上さんは仰っていましたが、今日の主役は貴方です♪(^^) 
もう、すごい盛り上がりよう! 巻上さんと知久さん、おふたりの「ヤヤッ!、ハッ!」が聴けた~!
知久さんはその1曲のみでした。

アンコールはもう1曲『パイク』! すっごい興奮しました♪

やはり毎回カッコイイ! もう何回もライブに足を運んでいるけど、これだけは揺るがない。
その上この夜は、ヒカシューと知久さん双方のファンである私にとって、シアワセすぎるライブでした。

今度はツーマンとかいいんじゃないですかね!(←調子こいてる)

(書いた日:2014/1/24)