月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.145」1日目(@下北沢lete/2016.08.26)

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01.JUICE
02.終わりのない顔
03.犬が散歩する日
04.ガラスのコップの
05.オシエテ
06.日傘をさしたカブト虫
07.「夏です」と1回言った
08.むし

~休憩~

09.海にうつる月
10.月虹
11.ドロステのきこえないうた
12.ダダ
13.つづくこと つづくとこ
14.ポコポコ
15.空色
16.となりの黒猫
17.パルテノン銀座通り

~アンコール1~
18.ぼくはいま深い夜
19.アゲハ

~アンコール2~
20.星を食べる

およそひと月ぶりのライブは、毎年恒例夏の2デイズ。その1日目。
この間、滝本さんはニヒル牛の「青と青展」に出品する品物を、作成していたそうです。
青がテーマ、ということで準備したのは球体のオブジェと、トレーシングペーパーにプリントしたポスター。
いずれも2日目には完売したそうですが(球体は初日数時間で!)、どちらもすばらしい青でした。
球体のタイトルは「アゲハ」。まだ録音されていない曲ですが、歌詞に
青い空を不器用に
とぶアゲハが
残しためまい
とあるので、作品にしたそうです。(この部分が書かれたカードが入っています)

だからてっきり「アゲハ」を歌ってくださると思ったら、なかなか来ない。
まあそういうものかもね~と思っていたら、まさかのアンコール♪
やはり美しい曲です。
「ガラスのコップの」「オシエテ」の流れが、もう大好きすぎて。
でもだんだん夏が終わりに向かっていくのがわかります。

最近はよく駅まで、お嬢さんを車で送り迎えしているそうです。
それがしあわせだな、というお話。
この話が私の思い出とリンクしてしまい、さみしいような、あったかいような、自分が失くしたものを思い出して悲しいような、でも目の前の愛しいことにうれしいような気持ちになってしまって。泣けて仕方なかったです。
たのしいMCに笑ってばかりいたのですが、全部すっぽ抜けてしまうほどに、好きな内容でした。

↓以下、ニヒル牛「青と青展」の一部の様子。
「アゲハ」は左下あたり、段に乗っている青い箱に入っています。

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(書いた日:2016/08/26)