滝本晃司ライブ（＠京都SOLE CAFE／2016.09.17）

01.ワルツおぼえて
02.あんなふうな月
03.まぼろし
04.犬が散歩する日
05.温度計
06.100の月(p)
07.やっぱ(p)
08.眠れないぼくの夜のまんなかで(p)
09.海にうつる月(p)

〜休憩〜

10.お月さん(uk)
11.ぼくはいま深い夜(uk)
12.ドロステのきこえないうた
13.ポコポコ
14.となりの黒猫
15.星をたべる
16.オヤスミ
17.月虹(p)

〜アンコール〜
18.パルテノン銀座通り

行ってきました、京都！
前から行ってみたいと思っていた、SOLE CAFEさん。やっと夢が叶いました。
思っていたよりもこぢんまりとしたお店は、京都駅から地下鉄・バスを乗り継いだ、閑静な街の中にありました。

ピアノを聴けるとは、思ってもいませんでした。
入る前にお友だちとピアノは無いよね？と話していたら、前に並んでいた方が教えてくださいました。電子ピアノ、入ったらしいですよって♪
「100の月」「やっぱ」をピアノで聴けてうれしかった！　
「月虹」も美しすぎる！　
最近の最後に「月虹」が来る構成が、好きです。

11日のマン２から「月」をテーマにしたライブの３日目。
さすがにご自分で飽きてきたそうです(笑)。
でも、そういうことを自分で言ってしまうのがよくないんだよなー的なことを仰ってました(笑)。

前夜は大阪でのライブ。京都にやってくる時、阪急電車を使ったそうです。あちらの電車って長椅子ではなく、向かい合わせ座席が多いですよね。
あれが苦手なんだそうです。足がぶつかったりとか、自分のテリトリーを守れないというか。東京はあまり無いですもんね。
長椅子が無いわけではないけど優先席で、優先される人が来た時に立たなければならない面倒を考えると、優先席に座る選択肢は無くて（その理由も回りくどくて・笑）、でも向かい合わせ席に座っていらしたそうです。

京都では結構な時間ができ、ゴジラ（映画）を観に行こうかと思いきや、劇場とか時間を調べなければならないから、断念したとか。

それで何をしたかというと、散歩。
汗だくになりながらも、散歩。（この日の京都は本当に暑かった！）
やまほど写真を撮ってきたそうです。すべり台写真も。
最後に１箇所撮りたかったすべり台があったそうですが、子どもたちがなかなかどいてくれずに断念。もしご自身が警察官だったら、「絶対、職質してます」(笑)。

ライブ前に入った喫茶店が、何故かご老人が多かったという話。
何かの打ち合わせをしている団体があって、仕切っている人がいて、それを聞き耳立てていた滝本さん。
そしてそろそろ出ようかと思って席を立ったら、今度はお店に男女ふたり組みのご老人が入ってきたそうです。
それが長年連れ添ったご夫婦といった雰囲気ではなく、付き合い始めて間もない感じで、滝本さんはそれをずっと見ていたかったけれど、立ち上がってしまった手前、出て行くしかなかったとのこと。
人間観察、お好きですね(^^)。

月のうたにも飽きた(笑)ということで、アンコールは「パルテノン銀座通り」。

座ってギターを弾いて歌う滝本さんの斜め後ろに棚があって、そこにあった古いタイプの時計が、パタリパタリと時を刻んでいました。
その光景が一幅の絵のようで、すてきでした。

お話はまだありましたが、この辺で。
この日の未明に、満月になったんでしたっけ。
本当の満月の夜の、月のうた特集。ぜいたくな夜でした。


（書いた日：2016/09/18）
（2016/09/20、喫茶店でのお話、追記しました）