月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

「滝本晃司とママクリオ」(@西八王子アルカディア/2016.10.23)

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■ママクリオコーナー
Little Kong Kwela
楽興の時 第3番
水曜日
イヌフグリツクシ
イーダ
タイトル不明(オランダの曲)
かぼちゃ
中国のラジオ
チャランゴチャンゴ

滝本晃司コーナー
むし
青空
日傘をさしたカブト虫
空の下
お月さん
つづくこと つづくとこ
となりの黒猫
オヤスミ
月虹
タイトル未定曲(うたうっていいな)

■セッションコーナー
ハダシの足音
Guabi Guabi
星を食べる
メヴァ

■アンコール1(セッション・ゲスト:斉藤哲也
ポコポコ

■アンコール2(滝本晃司ソロ)
ダダ

※上記ママクリオさん曲については、間違い・勘違い等あるかと思います。ファンのくせに、タイトルをまだ全部憶えていないのです。すみません。

はじめにこのライブのお知らせを見た時、思わず奇声が出ましたよ。
だってこのツーマン、どう考えたって私のためにあるようなものじゃないですか!(すみません、言いすぎです)
これを私が行かないなんて、有り得ません!!
そしてお店がアルカディアさんとか!!! ここでは双方のライブをそれぞれ拝見したことがありますが、どんな風なツーマンになるのか、想像できません!(興奮しすぎ)

最初はママクリオさん。
いつもの通りかと思いきや、心なしか緊張されているような……特にうえむらさん♪
それでも大野さんが適度に茶々を入れて(笑)、和んでいくのはいつも通りですね。この日のうえむらさんは、ユニクロで買ってきたという「関谷Tシャツ」をお召しでした。「漂流教室」の関谷といえば、楳図かずおファンにはお馴染みです(笑)。それについても、大野さんからつっこまれ、説明をするも、会場内はビミョウな温度(笑・知っている人と知らない人の差)。もうこの先「イーダ」を聴くと、関谷Tシャツのことを思い出すんだろうな(笑)。

「中国のラジオ」は、次のアルバムに入るのでしょうか? 新しめの曲。何度か聴いているはずなのに、中国製ラジオのことだということをつい忘れがちです。中国の放送をキャッチしてしまうイメージがあって。中華っぽい雰囲気で、好きな曲です。

次は滝本さん。ステージが一気にさみしくなりました。
ママクリオさんは、初めてちゃんと全部聴けたそうです。
前回のここでのライブの時、マスターに「滝本くんの曲は、孤独だね」みたいなことを言われたとか。
この夜はピアノがなく、ギターとウクレレのみ。

このライブは、書籍「つづくこと つづくとこ」、アルバム「学習/ゆめみているよ」、またママクリオのうえむらさんの画集のデザインをした、淡海さんが企画されたものなんですが、その繋がりで「つづくこと つづくとこ」を歌っていらっしゃいました。

さて、セッションコーナー。滝本さんのギブソンの登場です♪
ママクリオさんと滝本さん、双方の持ち歌を2曲ずつ。どれも好きな曲ばかりで、(私の)テンションがあがります。
滝本さん曲って、バイオリンやアンデスが加わるのが、すごく似合いますね。ボーカルにも合ってる! ママクリオさん、すごい!
そして「星を食べる」のうえむらさんのギター、私はすごい好きでした。最初の音で、胸貫かれました。
「Guabi Guabi」はママクリオさんでは定番曲ですが、ベースが加わるとゴージャスに。特に「メヴァ」では全員立ち上がって、ノリノリ。踊りたくなるじゃないですかー♪

そしてアンコールの「ポコポコ」。
ここでロケットマツさんが、会場に遊びにいらしていた、斉藤哲也さんをお呼び出し!
苦笑いしながらステージに上がり、滝本さんと握手。考えてみたら、「空色」が出て以来、このふたりの共演ってなかったんですよー。うれしい!
しかもこの曲では、滝本さんはギターで、斉藤さんがベース!
先日の広島ライブ後、あのギブソンで演奏したことがあるのは滝本さん以外はムキムキ君さんと斉藤さんだけと聞いていたのですが、まさかこんな早くその斉藤さんのベースを聴くことができるなんて!
ママクリオ+滝本晃司斉藤哲也、このメンツでの「ポコポコ」はもう最高としか言いようがなかったです。曲が終わるのがさみしくてさみしくて、泣けてしまうほどに。
ずっとあの音のシャワーを浴びていたかった!

2回目のアンコールは、滝本さんおひとりでしっとりと「ダダ」。

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本当に、本当に、いい夜でした。これに行けたことは、何年経っても、私を幸せな気持ちにしてくれると思います。
出演者の皆様、お店の方々、そしてこのライブを企画してくださった方に、心から感謝です!

(書いた日:2016/10/26)