月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

映画「シュトルム・ウント・ドランクッ」劇場公開記念!疾風怒濤ライヴ!! 3DAYS!! (@渋谷Last Waltz/2014.08.28)

3日間のうち、2日目だけ行きました。
原マスミさん、白崎映美さん+坂本弘道さん+伏見蛍さんがご出演。
映画自体はその前の週に観に行きました。2回目。
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最初は山田監督の8mm作品を鑑賞。
「Fragilität」(2006、カラー、8mm)
それを、なんと坂本さんの生演奏を聴きながらの鑑賞。贅沢!
めまいがしそうな真っ白な光の中、時計を持った少女(少年?)を追っていく風景。

ライブは白崎映美さん+坂本弘道さん+伏見蛍さんのお三方から。
勉強不足で申し訳ありませんが、白崎映美さんと伏見蛍さんはお初。白崎さんは映画の中でも、『ワルシャワ労働歌』をカッコよく歌い上げていらっしゃいました。
この夜は秋を匂わすドレスで、しっとりと。でもあの声の迫力はすごい。圧倒されました。
坂本さんのチェロ、伏見さんのギターもすばらしい。
パスカルズでよく演奏している坂本さんの曲(曲名を知らなくてすみません)に歌詞がついて、それを白崎さんが歌ってらしたのが、とてもステキでした。

その次は原マスミさん。ウクレレを演奏しながらご登場。
ギター、ベースを操り、歌います。
『人間の秘密』の時は、坂本さんが参加して、またすばらしいことになっていました。
「もう還暦なのでね、ちゃんとします」とか「あ、しんみりさせてしまいました」に悶絶させられました(笑)。キュートすぎる!

最後は本日の出演者揃っての演奏。
原さんが初めてのシングル録音の時に呼んだドラマーが、実力あるけど女性を侍らせてたとか(それはパスカルズの横澤さんで、今はそのかけらも無いとか言うし・笑)、白崎さんのバックに坂本さんと原さんがついたツアー中にしこたま飲んだ話とか、お話もすごくおもしろかったんですけどね。
やはり音楽で魅せてくれます。

白崎さんが朗々と歌い上げる『月夜のラクダは泣いてるだろうか』に、原さんが宮沢賢治を朗読して重ねていたのが、もう圧巻。鳥肌が立つほどに。
↓こちらは白崎さんのライブ映像。

大人のお祭り、みたいな楽しいイベントでした。
1日目と3日目も行きたかったなぁ。


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↑左側は映画の半券と引き替えにいただいたマッチ。右側は映画エンディング曲が入った、谷口正明さんのCD。