月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司ライブ「真夏の真昼」(三鷹・COFFEE&TEA記憶の岸辺/2017.08.06)

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01.おひる
02.日傘をさしたカブト虫
03.まばたき
04.暑い夏
05.むし
06.ひざし
07.終わりのない顔
08.JUICE
09.太陽の街

~休憩~

10.アゲハ
11.オシエテ
12.「夏です」と1回言った
13.ぼくはいま深い夜 (uk)
14.柿の木 (uk)
15.なぞのなぞりの旅
16.窓辺にうまれる
17.パルテノン銀座通り

~アンコール1~
18.ここ

~アンコール2~
19.納涼大会
20.空色

暑い夏の昼下がり。初めてのお店。明るい店の一番奥にステージ。
「暑い中、よく来てくださいました……倒れませんでしたか?」
初っ端から、飛ばしてませんか?
「吉祥寺では今日、ヤナちゃんが大張り切りでなんかやってるみたいなんですけど、こっちはちょっとだけ張り切りたいと思います」
この日、吉祥寺MANDA-LA2では、柳原さんが昼夜で計55曲を歌うというイベントの真っ最中だったのでした。
「明るい中でやると、お互い慣れるのに時間がかかります。少なくとも、私は時間がかかります(^^;)」
は、なんかすみません(笑)。

2曲目の後、ついに山車係シリーズ、完結編。
この週の前の土曜日、ついにお祭りの日が来ました。
そこで山車係を拝命していた、滝本さん。
配給された足袋やら法被やらを身につけて、まず公民館に集まるのが最初の難関だったそうです。ひとりで行きたくなくて、ご家族の方に一緒に行ってもらったとか(^^;)。
その日は暑くはなく、始まってまもなく雨が降ってきたそうです。わりと土砂降り。「早く帰りたい、今すぐ帰りたい」と思っていたからか、なんと本来のコースをかなり短縮したものになったそうです。
「(帰りたい気持ちが)暴発することなく、勤め上げました」
お疲れさまでした!(つかここで雨男発揮するとか・笑)

しかしここで終わらないのが、滝本さん。
公民館で詰めていたら、そばにいらしたご近所さんが、滝本さん曰く“他人が何をしているのか訊きたい人”だったらしくて、「何やってるの?」「休みとかいつ?」とか訊かれ始めました。「自営で」「休み決まってないんです」とはぐらかそうにも、ついにはミュージシャンだと気付かれてしまい、「余興係に言っとくよ」と言われたのを、何とか食い止めたそうです(笑)。

何回かのライブを引っ張ってきた“山車係シリーズ”がここで終わったわけですが、ここで会場内にハプニング勃発。
入り口からお店の奥のステージまで長いんですが、その中腹あたりで虫出没。お店の方の捕り物が始まりました。騒然とする会場内。
しかし我らが滝本さんは、落ち着いています。ギターでかわいらしいメロディーを鳴らし出して、
「どーこ、どこにいーるの? どーこ、どこにいるの?」
と歌い出すわけです(笑)。私、このメロディ、バッチリ憶えてしまいましたw
その後、捕り物は無事に終了。
「虫取りの最中に、新曲『どこにいるの』が出来ました。リクエストライブ特集ででリクエストしないでください」
場内爆笑。

休憩直後の話。
この夏は、パピコにはまったそうです。
奥さまとコンビニに入って、暑かったのでたまたま買ったパピコ。これは2本くっついているわけですが、半分こして食べたら美味しかったとのこと。コンビニに寄っては、買って食べていたそうです。(期間限定のシチリアレモン味)
そこで問題が。
ふたりでいる時は、1本ずつ食べる食べればいいわけですが、ひとりの時はどうしたら良いか? 1本食べているうちに、もう1本が溶けてしまうわけで。
その疑問を、お嬢さんに投げかけてみた滝本さん。世の中には同じようなことを考えるひとがいるもので、お嬢さんの職場に、“二つを同時に食べることが出来るアタッチメント”を、3Dプリンターで作ったひとがいらしたそうです。すごい(笑)。

あと、「ぼくはいま深い夜」の前に、このお店のコーヒーがおいしいという報告と、「ぼくはいま深い夜」の歌詞(坂本弘道さんの曲)がいいなぁと改めて思ったというお話。コーヒー、本当に美味しいです。

「記憶の岸辺」のお店の方も、若い頃にたまをよく聴いていらしたそうです。こういう場所が出来たらお呼びしてみたいと思っていて、今回のライブはそれが叶ったものだそうです。
その前の月の湯島「道」もそうでした。たまたま続いたわけですが、嬉しいですね。

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Open 14:00 / Start 15:00
Charge 予約 ¥3,000 + drink

(書いた日:2017/12/10)