月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

滝本晃司「下北水中ライブ Vol.83」(@下北沢lete/2011.04.30)

滝本晃司さんの「下北水中ライブ」。 先月のVol.82に引き続き、行ってみました。

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開場して入ると、まずライブ代をお支払いし、ドリンクの注文をします。前回はその時にカレンダーをいただいたのですが……(毎月滝本さんお手製の1枚カレンダーが配られます)、マスター曰く、 「あとで滝本さんから配られます」 それはうれしい~(〃∇〃)

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待つこと約1時間。少しだけ遅れて、滝本さんご登場。
前回忘れたという黒い帽子はちゃんと装着。メガネも無い滝本さん。
座って開口一番、カレンダーを忘れてきた告白(笑)。
あとで郵送してくれるそうです。マメですねー。

『やっぱ』から始まり、休憩を挟み16曲。
私としては、最近着うたダウンロードしたばかりの『朧月夜とそのつづき』を生で聞けたのがうれしかった~。
あと『星を食べる』! 途中、変調するあたりの感じがすんごく好きなのです。大きく……で始まるところ。 たまの「きゃべつ」ツアーで聴いた頃は、別の部分の方が好きだったんですが。

滝本さんの魅力は歌声や曲もそうなんですが、歌詞がまたすごい。 童話かな?ってくらい不思議で、かと思うと時々とっても生臭い部分もあって。
前からこのライブがどうして「水中」って言うのか不思議だったのですが、なんかわかったような気がします。 私ら、滝本さんの音という“水”の中に、とっぷり浸かっているんですね。 水中から上を仰ぐ時に見る太陽のおぼろげな光を連想するのです。 水というか、少し血生臭いけど血ってわけでなく……海や羊水に近いのかも。 私らはその中に気持ちよく漂うクラゲになっているのです。

曲間のおしゃべりも、普通にお茶飲みながら世間話している雰囲気でいいですね。
この日、鎌倉で知久寿焼さんと友部正人さんのライブがあったらしく、「行きたかった……」とつぶやいていらっしゃいました。私もそれは見たかった。

アンコールは2曲。 さあ終わりかな?と思いきや、カレンダー郵送のための住所を書く紙が回されましたw その回っている最中、また歌ってくださいました♪ 『パルテノン銀座通り』。この日は聞けないと思っていたので、シアワセ。

これでライブはおしまい。 しかし私には目的がありました。
滝本さんのCDで持っていないものがあったので、それを購入すること。
そして、サインをいただくこと!!
昨年出た滝本さんとイラストレーターのMurgraphさんの共著「つづくこと つづくとこ」を持って行っておりまして、それにサインをいただけたらなーと。私はネット書店で買っちゃったんだけど、公式サイトから買えばサインいただけるって最近知りまして。
外で煙草をふかしながら他のファンの方々と話している滝本さんを店内で待ち、吸い終わった頃を見計らい、CDを買いたいと声を掛けさせていただきました。
快く店内に戻ってくれた滝本さん。CDを売っていただき、その時に本を差しだし、 「不躾ですみません! これにサインいただけますか!?」と私。 うん、噛んでたと思う。憧れの先輩に制服の第二ボタンを欲しいとお願いする後輩の如く。青春か!(笑)
それに対して快く引き受けてくださいました。

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きゃーっ! きゃーっ! きゃーっ!
ファンにはおなじみのカエルイラストつき♪ ちゃんと日付も。
あえて滝本さんには伝えませんでしたけど、この日は私の誕生日でした。 ちょっと図々しかったかな?と思いながら、つい。次からはおとなしくしているんで、カンベンしてください。

その後は電車・バスの乗り継ぎもスムーズで、フワフワした気持ちのまま帰宅しました。
leteさんも雰囲気いいし、ここでのライブは最高です♪