月を歩く。

月面を歩くように、ふわふわと。偏り具合が気持ち悪いですよ。

アートフリーマーケット in 千倉2016 2日目その2(@道の駅ちくら 潮風王国 /2016.04.30)

しょぼたまがやった曲。

01.安心
02.ラッタッタ
03.青空
04.あるぴの
05.学習
06.レインコート
07.デキソコナイの行進

〜アンコール〜
08.まちあわせ

3人が、ステージに並んで立つ。
ただそれだけなのに、なんでこんなに鳥肌が立つのでしょうか?

私はしょぼたまのライブは一度も行ったことがありません。
4たまはやまほど行ったのに、です。
自分のつまらない拘り?とか意地のせいで、行けたはずなのに一度も行かなかった。
もちろんこの日のしょぼたまは、当時のしょぼたまとイコールではないけれど。

それでも初めて見られることへの幸運に、ただ震えることしか出来ませんでした。

それでも皆さんは本当にいつも通りで、それがまたうれしい。
知久さん曰く、全然練習していないから「“しょんぼろたま”です」とのこと(笑)。

以下、会話は正確ではないけれど、こんな感じ。

石「さあ、シークレットだよー! みんな、びっくりしたー?まさかこの三人が一緒にやるとはね! でもみんな、聞いて欲しいんだ!」
そこへ突然滝本さんが、ツカツカと石川さんのもとへ歩み寄ります。
滝「こんにちは! 石川くん」
石「えっ!」
滝「今日、ここで初めてキミと挨拶しましたね!」
石川さん、タジタジ(笑)。
石川さんはわりとギリギリまでお宿で寝てらしたらしくって、滝本さんのブースには行ってなかった様子。厳しいですね、社長!(笑)

しょぼたまはいろいろ準備が必要です。滝本さん、風船を取り出して、空気入れで空気を入れ始めます。しかしなかなかたまらない。どちらが仰ったか忘れましたが、「若い頃はもっと早く入れられたのにねー(笑)」。
何とか膨れ上がった風船を持って滝本さんが客席の方までやってきて、最前列のひとりに「これ持ってて」と預けてました。

一曲め、「安心」。
またも私はぶわっと涙が溢れました。
石川さんのパーカッション、滝本さんのトイピアノが入ったこの曲をライブで聴くのは、当然ですが初めてですから。
間に合った!!!と、この時に思ったのです。

次は「ラッタッタ」。しんみりした直後のこの選曲。
石川さん、ツカツカと客席の方まで出ていらして、
「メインのカメラどこ?(全然メインじゃないお客さんのスマホを見て確認)…………おしり、まっぷたつ!!!」
この曲の途中のトイピアノが結構好きなんですが、リアルで聴けて感動。

「青空」。
滝本さんがギターを持ちます。が、知久さんが立ち上がり、弾きはじめたのは「あるぴの」?
と思ったら。

知「違うよ、全然違うじゃん! 何オレ、立ち上がってやる気満々なの」
石「そうそう自分の歌を歌いたがるなよ。次は滝本くんの番じゃないか」
知「恥ずかしい、アハハー……(座りながら)しかし、気が休まらないな! どんなコード進行だったかな?! Gさんのコード進行はフクザツカイキだからな!」
石「単純に見えてね~」
滝「(ニコニコ)」
知「それじゃ行きましょう、『青空』!(上空を指差して)よかったー」
石川さんも空を仰いで、曲スタート。前回は雨だったらしいですもんね。
やはりふたりのコーラスがプラスされた「青空」は最高でした!

「あるぴの」
風船を回収して、ピアニカにつける滝本さん。
知久さん、立ち上がって「お待ちかね、オレ!」(爆笑)
風が強くて、滝本さんの横顔に風船がパコンパコン当たっているのが、申し訳ないですが笑えました(^^;)。
終わった後、石川さんが水笛(鳥の形のオモチャ笛)を使うのを忘れていたことを知久さんが指摘。

「学習」
演奏前に、知久さんと滝本さんで、客席に背中を向けて作戦会議(コード確認?)。滝本さん、ギターのストラップを付けていなかったから、落ちないように右足を上げたまま一本足で。
そこへ石川さんがふたりに気がついて、いそいそと混ざるところがかわいいー!(*^^*)
エンディングの方の間奏で、どんな合いの手を入れていたか忘れてしまった知久さん石川さんが、ホンニャラホンニャラと適当に入れていたのが、よかった~♪

「レインコート」
風が本当に強かったのです。石川さんは歌っていないと寒かったそうで。
本当に強い風の中で歌われた「レインコート」。
最初の方で滝本さんにちょっとハプニングがあったようで(笑)、知「タイムタイム!」と一時中断。
確認する滝本さんの出す音を聴いて、知「本物そっくり!」って(笑)。
Gちくライブでふたりver.の「レインコート」は聴いたことがあったけれど、やはりパーカッションが入ると最強ですね。

「デキソコナイの行進」
本編最後は「デキソコナイの行進」。
個人的にはピアニカ風船が段々小さくなってきていて、滝本さんの風船を揉みながらの演奏に、ちょっとハラハラしました(^^;)。

でもこの曲のおわりの方の、
「また会おうね バイバーイ♪」
ここでまた涙腺崩壊です……また、また会えますよね?!

そこへ主催の山口マオ先生が登場して、時間が押しているんだけどもう1曲!ってことで、粋な計らいを! ありがとうございます!

それで「まちあわせ」です。
石川さん、知久さんの声もさることながら、滝本さんのオモチャを入れるタイミングが、もうさすがとしか言いようが無いのです。

泣いたり笑ったり、見ていてわりと忙しかったこのライブ。私たちもたのしかったけれど、何よりも3人が本当にたのしそうでした。それが一番うれしい!

それでも終わりはやってきてしまう。片づけをはじめる皆さんを見ながら、涙が乾くくらいには十分な時間、呆然としてしまいました。

その後、石川さんのところへ行って、ちゃっかりサインをいただきました。
ちゃーんと「ハッピーバースデー」と書いていただいたりなんかして。
これで3たまコンプリート!

帰りは他のたまファングループの方のご好意で、数人のお友だちとマイクロバスに同乗させていただくことになっていたので、まだ残っていた皆さんと別れて、潮風王国を後にしました。名残惜しかった!

その後東京駅で、その日吉祥寺での柳原さん関連イベントのために上京していたお友だちと待ち合わせをして、数人でご飯。夜行バスで帰る方を見送って、この日は終わりました。
1か月以上前から楽しみにしていて、指折り数えた日々が、終わってしまいました。さみしい……。

帰宅後、ちょっと風邪がぶり返して、翌日は寝込んでしまいました。
起きて「あれは夢だったのかしらん」とぼんやりしていましたが、TLではまだ賑わっているし、手首の日焼け、そして手元に残っているコーヒーカップが、あれは現実だったんだよと、教えてくれました。

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そして石川さんと知久さんのツイートも。
生きてさえいえば、彼らとまた会える。
それがわかって、私は本当に幸せだと思いました。

(書いた日:2016/05/05)